スプレッドとは
スプレッドとは、FXに関連してよくいわれる言葉です。 FXにおけるスプレッドとは、売値と買値との価格の差のことを指しています。
FXでは売るときの価格を『BID』、買うときの価格を『ASK』と呼んでいます。
たとえばアメリカドルと円との取引においてBIDが90.00円、ASKが90.01という場合であれば、スプレッドは0.01円、つまり「1銭」ということ になります。
また、スプレッドの単位としては銭のほか、「pips」や「point」などを用いる場合もあります。
スプレッドは取引にかかるコストとして手数料などとともに考えなければならない要素ですので、これからFXの取引を始めようと口座開設を考える方はスプレッドを比較して業者を決めるという場合が少なくありません。
近年になってスプレッドが下がる傾向にあることから、最近ではレートの表示を小数点以下2桁から3桁にしているような業者も少なくありません。
BIDが92.100、ASKが92.108ということであれば、スプレッドは「0.8銭」となります。
まれなケースではありますが、pointの単位が一桁違うように定義されている業者もありますので、利用する際には注意しなければなりません。